敵メカ設定


【非人型】

機雷

味方識別コードのないものが接近すると自爆する浮遊機雷
また、安価なため壁・障害物としても大量に使用された
時たま、風に乗ってフラフラしてしまう迷子機雷は社会問題にもなった


戦車

無人型の戦車
人型無人兵器が開発されるまでは戦場の花形だった
一発必中の主砲を幾つも装備したものもあったという
人型無人兵器が戦場の主役となる頃には「ハリボテ」「ブリキ缶」とか酷い言われようだったとか
ただ、安価で高速移動も可能なため迎撃所轄には必ずといっていいほど配備されている


ミサイル装輪車

無人型の装輪装甲車
戦車よりも製造コストが安く、整備も楽、長距離移動にも適していた
戦車の製造ライン凍結後、人型無人兵器の陸上支援兵器として装輪装甲車が生産される事になる
武装は、ホーミングミサイル一門。
破壊される事前提で作られているので、最低限の武装しか装備させていない



【飛行型】

飛行ユニットのメインフレームは同一の物を使用している
元々は空中輸送用として開発、量産化されたもの
メインフレームには、「塔」から供給された簡易浮遊ユニットが利用されている
各種オプションはメインフレーム各所に装備可能。人型兵器の武器も装備可能である
メインフレーム両脇にアタッチするサポートユニットも人型兵器のソレを利用できる

飛行型マシンガン攻撃

規定領域上空を哨戒する目的に作られた無人飛行兵器
構成は、飛行ユニットに3連マシンガンを装備させたもの
目標上空に滞空しつつ攻撃をする
マシンガンが剪定された理由は、目標以外の施設に対する被害を最小限にするためである


飛行型ナパーム攻撃

目標に対して上空から広範囲爆発力ナパームを投下し殲滅する目的につくられた無人兵器
ただ、この機体が対抗するのもまた無人兵器だったわけで、命中率はさほど高くなかった
スペック的には、滞空しているため誘導兵器以外で迎撃する事は難しいとされている


飛行型ミサイル攻撃

目標から離れた場所より攻撃する目的のために作られた無人兵器
しかし、ホーミングミサイル頼りの設計思想のため、機体に特徴的な部分は殆どない
ホーミングミサイルの性能UPが、この兵器の性能アップなのである


飛行型爆弾攻撃

「飛行型ナパーム攻撃」の廉価版
ナパームの破壊力は魅力的だが、高価であり、周辺施設への被害も甚大で扱いにくいものでもあった
その対策として、投下ポイントのみへ攻撃力を集中した弾丸を開発して装備させた
ただ、同時に破壊力が低下してしまった
それを補うため、連発仕様へと改良された


飛行型輸送機

「人型無人兵器」を輸送するためのキャリア
輸送能力は強力だが、武器は装備していない
メインフレームに人型無人兵器用のユニットを流用している珍しい機体


【人型】
基本的に脚部は同一のものを使用していることが確認されている
「塔」出現後、淘汰され信頼度が高いものが残ったと思われる

人型スピア弾攻撃

両腕にスピア型エネルギー弾発射兵器をアタッチした機体
スピア型エネルギー弾は、芯にある物理弾丸をエネルギーで包み込み、外的要因を無効にして直進する
ただし、そのために移動速度が相殺され遅くなってしまった
従来の兵器を改良すれば実装できるので大量生産に向いていた


人型ビット弾攻撃

武器を持たない機体後部に、無線型ビット制御ユニットを追加した機体
元々は、作業中の自動迎撃システムとして開発されたユニット
ビットからはエネルギー質量弾が発射される
これも様々な機体に簡単にアタッチできるシステムなので量産された
ただし、出力や無人兵器の電子頭脳に干渉してしまう為、ビットは一機しか制御できない


人型ミサイル攻撃

3連ホーミングミサイルを肩に装備した、長距離迎撃用のた無人兵器
ミサイルを発射すると共もに戦略的撤退をする思考ルーチンを持つ
目標に接近されても対抗手段が無いためである
一般的な無人兵器に複数の武装をさせないのも、「塔」発生後の無人兵器に顕著なパターンである


人型ナパーム攻撃

広範囲爆発力ナパームを弾道曲線で撃ち出す、拠点防衛用の無人兵器
弾道曲線に打ち出すための長砲身を使用したため、重量オーバーになってしまい機動力は皆無
しかし、広範囲爆発力ナパームの連射力と弾数は、ソレだけで拠点防衛に向いている
後述する、防御支援無人兵器と連携する事によって更なる運用を増やす事になる


人型シールド

攻撃兵装を一つも持たず、シールドのみを装備した防御支援機体
他の無人兵器と連携を取る事でその力を遺憾なく発揮する
攻撃を防ぐのみにあらず、敵の侵攻を食い止める壁となるべく、一度配置されると地面に固定されてしまう
機体前面に巨大シールドを構えたすがたは圧巻である
前面の攻撃を防ぐのみに特化した機体なので、背後からの攻撃には無防備そのものである
無人兵器戦争の末期、最終局面において攻撃用の無人兵器が足りなくなり連携が取れなくなったという報告もある